冊封儀式 2010年10月30日

今日は首里城祭のメインイベント「冊封儀式」を紹介します。
今年の首里城祭は、10月29日~11月3日に開催され、
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この「冊封儀式」は、琉球王国最大の儀式です。
北殿にこの儀式の様子が模型で展示されていますね。
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15世紀から19世紀の約460年間、琉球は中国と冊封関係に
ありました。
『「冊封」(さっぽう)とは、中国皇帝が周辺諸国に使者を派遣し、
皇帝の名のもとに、その国の王を任命すること、またはその儀式のことを言います。』
(「冊封儀式」パンフより引用)

さて、王子・三司官達が入場。御座楽の演奏で迎えます。
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続く紫冠は、高級官僚の「親方」(うえーかた)達。
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そして黄冠は、中・高級官僚の「親雲上」(ぺーちん)達。
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さて、冊封使節団の役人達の入場。ガードの方達ですね。
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冊封使の登場です。やはり他の役人達と比べ衣装の刺繍が豪華ですね。
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冊封儀式は4つのプログラム構成です。
① 世子の焼香
中央の闕庭(けってい)に世子(次の琉球国王に任命される王子)が上り、
3回焼香を行います。
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② 詔書・勅書の宣読
宣読台で、中国皇帝からの詔書・勅書が中国語で読み上げられます。
中央が宣読官(詔書・勅書を読み上げる役職)、左右が捧詔官と捧勅官
(詔書・勅書を宣読台へ運び、宣読官が読み上げる間、文書を捧げ持つ役職)
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世子が琉球国王に任命される、儀式の中で最も重要な場面。
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③ 贈り物を賜る
中国皇帝から絹織物と御書を頂く。
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御書は扁額に仕立てられ、正殿2階に掲げられる。
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④ 詔書・勅書の排領
国王が詔書・勅書を国の宝にしたいので頂きたいと通事(通訳)を
通して冊封使に願い出ます。前国王に頂いた詔書・勅書を大切に保管して
いた事を見せる事で、琉球の慣習を了解して頂き、詔書・勅書が伝授されます。
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私が式の中で一番印象強く残ったのは、「三跪九叩頭礼」。
「3回ひざまずき、その都度地につくまで頭を3回ずつ下げ、
合計9回頭を下げる中国式の最上級の拝礼という事だ。」
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国王が中央の闕庭に行く度に行っていたが、
跪いた後、前衣の裾を両手で丁寧に綺麗に伸ばして頭を下げる
細心の注意と敬意を払った動作に目が釘付けになった。
この動作だけで「冊封儀式」がいかに琉球王国において
重要で、厳かに行うべき物であったかが観客に伝わる。
何度も繰り返される動作なのに、息を呑む様に見つめてしまった。

さて明日は、国際通りで「琉球王朝絵巻行列」開催です。
明日も急用が入らず、無事に観に行けますように!

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この記事へのコメント

cananese
2010年10月31日 09:11
わたしも見たこと無いので記事、参考になりました。ありがとうー
2010年10月31日 09:20
コメント有難うございます。私も前々から観たかったイベントだったのです。この時期って仕事や用事が入って中々行けないですよね。仕事キャンセルになって良かった一例です(笑)。

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